金田一少年の事件簿N(4話)「鬼火島殺人事件」完結編

先週からの続き。

個人的に好きな作品だし前編も面白かったので期待して観ました。

ただ重大発表が単なるプレゼントとは肩すかし(>_<)リアルタイムでみないとわからないというのはこのことだったのか。

それでも事件がだんだん紐解かれていく過程は気持ち良かった。


このような事件が起こった後でも美雪とのあのことばかり考えてるはじめちゃんって…それが結果的にヒントになっちゃうわけですがw


鍵穴からのぞくとかこのとき飲んだまむしドリンクでお腹痛くなって胃カメラ(笑)の回想シーンとか。


頼ってきた加藤から院内カースト、序列化でのいじめ(親友の椎名に海老沢をいじめさせるとか)、それを行わさせたのは森沢と加藤という話を聞かされる。

原作は学生だったから多少の変更点ですかな。


加藤は自分の部屋ではじめの前で海老沢に謝りたいと告げるも催眠ガスで眠らされて…美雪の声で目覚めたときには…頼ってきたのに助けられなかった!


第3の事件、ただひとりアリバイのない新谷百合さんは海老沢の母の姉(微妙なつながりw)で動機もあるわけですが…。


このあと事件のあった時間川島が椎名の部屋に椎名を鬼火でびっくりさせようとしてはしごを使ったことを告白。そのはしごはきちんと戻したらしいが…。


胃カメラと部屋の構造とゴミ箱の位置で最初の密室事件を解き、吊された椎名をみて消えたハシゴの意味に気づく!


「謎はすべて解けた!」

第1の密室は鍵穴同士を内視鏡でつないだもの、つまりとなりの部屋で行われていた、椎名の部屋が現場!

第2の事件は自作自演で自らをつりあげたもの(説明は難しいな)
だから足跡は関係なし!


でも個人的にはずっと死体演じるより消えた設定のほうが良かったのでは?

リスク高いしかなり力いるよw


今回は犯人を追い詰めるためのものではなく救うための推理!焼身による恐怖で死ぬのを思いとどまらせるため。


椎名と海老沢は一緒に小説を書いていた、でも椎名にいじめられたあとに海老沢
は自殺しようとして意識不明。

椎名が抜き取った遺書には母への手紙と裏切られたはずの椎名に小説の続きを書いてほしいとのこと。

今回の事件は2人で書いたトリックを椎名が実行したもの…意識をとりもどしたら海老沢だけにわかるように…。

つまり答えは最初からあったんですね…。

ただ最後の海老沢の病室での花言葉「我が心、君のみぞ知る」のくだりがなかったのは残念…

犯人は意外でしたがどれくらいの方々が解けたのか気になりますね…。

次回は高遠と対決「金田一少年の決死行」舞台は日本になったり明智警視が剣持警部になったり変更点はありますが楽しみにしています。原作では第1部最後の作品ですからね。