勝手に映画007を振り返る(ダニエル・クレイグ編・21.22作目〜)

現役ボンド役のダニエルさん。ボンド像としては感情に任せて突っ走る一面がある反面、繊細さや優しさを持つ一面など成長過程が描かれているのが特徴。

下記2作品は前後編。
21.カジノ・ロワイヤル

ボンドの007への昇進過程と最初の任務を描いた作品。
いきなり派手にやらかしてしまい批判を浴びるボンドであったが最初の任務としてテロ組織から資金を集めて投資する死の商人ル・シフルの資金を絶つため国家予算をかけてカジノで対決する。なりふり構わない彼のやり方に死にかけたボンドであったがなんとか勝利。任務を共にこなした女性ヴェスパーと恋仲になるも彼女がシフルに誘拐されボンドも拷問を受ける。目の前に現れたホワイトという謎の男にシフルは殺されるも何故かボンドは助かる。
その後彼女と結婚を決めたボンドであったが、彼女がホワイトのいる犯罪組織の協力者でボンドを助けるために取引していたのだ。そしてボンドの目の前で息絶える。彼女の残した手掛かりから組織壊滅を誓い…。

22.慰めの報酬

前作ラストから1時間後、捕らえたホワイトの逃走しMI6内にもスパイがいることが発覚。手掛かりとなる人物が次々とボンドの目の前で死亡した事からヴェスパーの復讐をしているのではないかと疑いをかけられ、抹殺計画も浮上。
前作で疑いをかけた同僚と和解し事件を追うが彼も死亡し…。
そんな中出会った女性カミーユと協力していく。
そしてヴェスパーへの思いに決着をつけて…。

原作をベースにしているため深いストーリーのカジノとアクションを中心に構成された慰め。どちらもいい作品だが自分のシリーズベストはカジノ・ロワイヤルで本日放送だが時間的に大幅カットされるだろうな。
スカイフォールまで後少し。