TRICK―劇場版―ラストステージ

というわけで鑑賞してきた。

第1シリーズから観てる作品で全作品チェックしている作品だけに感慨深い！

14年前ということで学生時代から観てることになりますね。

ネタバレあり

作品の感想でいえばまさかの感動です。

一つだけいえば最初のエピソード、最低 1話は観てから行ったほうがいい！昨日のSPでは映画のネタがいろんなところに入れられていて…それ以外もこれでもかというくらい！

このシリーズは録画して看板等のネタを一時停止して楽しむのがいいのですよ！

終わるのがもったいない出来でした。

さて映画本編ですがさり気なくいろいろなキャストが出てるのが面白い…最後に初期シリーズのあの刑事が登場(笑)

それにしても北村さん、金田一でもマレーシア来てたようなw

今回の舞台はスンガイ共和国(元ネタは第1話「母の泉」の最初の敵役「菅井きん」)よって肖像画が(笑)

某会社の依頼により現地の信奉を集める呪術師の能力のからくりを暴くというもの。

現地入りした上田がいきなりかかった病気を治したりいきなりその能力を見せつけ…そして現地民を殺したりした人物達が次々死んでいき…。

山田のトリックを解いても救わない葛藤も…。爆発の夢は伏線！

今回は謎解き要素は少なめ…殺された呪術師の代わりに村を
救うために自ら犠牲になろうとする山田…そしてそれを止めようとする上田。

エピソード1で超能力を暴こうとしたフーディーニが描かれているが今回でそれは本物の超能力者を探していたからだということが描かれ…。

「超能力があるなら1年後…」というセリフ(フーディーニと同じセリフ)から一気に感動が押し寄せる。

最優秀科学者に輝いた上田…そして本物の超能者が現れたならその賞金を全額譲ると明言。

上田もまた本物の超能力者を探して自ら犠牲となった山田の声を聞こうとしていた。

山田母が上田研究室にきたシーン…これもあのシーンから…。

そして1年後の12時、記憶を無くした山田が上田の前に現れて1話の初対面のシーンのマジックを披露！

そして1話のそのシーンをはさみながら…これは泣きます。1話見返していて良かった！

つまり最初に戻る…1からのスタートとなって終了…「完」これで本当に終わったんだなと実感。やはりこの作品の主題歌は「月光」ですよ！

喪失感もありますがやはりありがとうと言いたい！

14年間お疲れ様でした。

「全部お見通しだ！」