007スペクター

観に行ったのは先行だけど本公開したので。

ネタバレあります。

まず一言でいうのならダニエル・クレイグ版過去3作品の集大成だということ。タイトルからして007の宿敵の名前、そのままですから。クレイグさんver.はストーリー的にも原点に立ち返るというスタンスですから自然な流れでしょう。


今作は久しぶりにガンバレルが最初に登場。
アバンアクションはメキシコシティの死者の祭り。あれだけ大規模な祭りを再現するとは…。

任務はある人物の抹殺。ビル崩壊やヘリコプターでのバトル。いつも通りアバンは派手。

主題歌はいい曲ですが過去作のなかでは若干の物足りなさも…でも過去作品のダイジェストも。

メキシコシティでの任務は前Mによる遺言でした。
Qやマネーペニーとのやりとりはいいな〜。


そして抹殺した人物の妻に…やはりモニカさんはお美しいw

そこから組織の会議に参加。そこには意外な人物が…。

そして逃走、ローマの美しい夜景の中でのカーチェイス、炎噴射や座席発射とか過去のオマージュ。

MI6もMI5のCにより解体の危機。

会議で聞いたカギをにぎる人物、過去対決したMr.ホワイトのもとへ。

すでに毒を盛られて死がせまったいた彼は娘を託して自ら命を絶つ。

娘であるマドレーヌ(レアさんきれいだ)の元へ、でも頑なにボンドを拒否。そこへQも登場。彼に指輪を託しある人物のことを調べるように依頼。

しかし敵の手が迫ったいた。なんとかQはまくことに成功。
ボンドは捕まったマドレーヌを救出に。小型飛行機で追跡し無事救出。

Qと合流した2人は衝撃の真実を知る。

死んだと思われていたボンドの育ての親の息子で兄弟同様として暮らしていたオーベルハウザーが生きていて犯罪組織スペクターの首領というもの。

残された手がかり「アメリカン」を追ってボンドとマドレーヌはその場所へ。


その列車内でスペクターの巨漢男ヒンクスと死闘(ロシアより愛をこめてを彷彿とさせる)。


アメリカン」で見つけたホワイトの残したもの。そこから遂にスペクターの本拠地へ。

基地もすっかり情報化してますな。

オーベルハウザーから失ったものを見せつけられ語られ(このあたりは過去作品知っていたほうが)、そして拷問を受けながらも時計型爆弾で脱出…ここでの爆発がすごい。


Cとスペクターがつながっていることを知ったボンドはMたちと合流。

陽動作戦でMとQはCの作戦を阻止するため、ボンドは旧MI6でオーベルハウザー(顔の傷は初登場時のブロフェルド)と対決…そしてマドレーヌを救出のため最後の戦いに。

ここでの爆発もすごい。
最後にオーベルハウザーと対峙したボンドの下した決断は?

作品のところどころで過去作品の内容・人物が出ていたり、原作のある作品の名前が入っていたりクレイグ版ボンドの集大成のような内容。
個人的には続投してほしいがどうなるのでしょうね。

ラストでのQとのやりとりも意味深。あっという間の2時間28分でした。