金田一少年の事件簿「獄門塾殺人事件」

というわけで視聴した。

今回映像化されるのは金田一少年と高遠の直接対決が描かれる人気作「獄門塾殺人事件」。


個人的に山田くんの金田一少年が気にいっていたのでうれしい限り。

以下ネタバレあり

舞台が日本の山奥からマレーシア、学校みたいな古い建物から牢獄的廃墟、登場人物も国際色豊かになり既存キャラすら性格が変わるなど一致させるのは難しい(笑)


廃墟的な建物は懐古的な雰囲気が出ていて恐怖感をうまく与える演出となっている(プロデューサーも堂本版と同じ) 。

逆に大がかりな仕掛けのトリック部分においてはやや小さめの建物なのでその分もの足りなさが(あくまでも自分的に)

仕方ないところもあるけど登場人物を減してしまったため(女子キャラ減りすぎだろ!!巨乳先生とかw)生き残り生徒が美雪一人になってしまうおかしなことになってしまったな…あとは最後までキャラの名前が覚えれなかった(笑)


今回刑事の吹き替えは東地さんでしたか…イケメンボイスだけどやはり一人だけ声を当てると違和感w

始まってすぐに死者がでる作品なのでいきなりかと思ったら一の(笑) このシーンとラストのギャップが良い。

最初に出た刑事、探偵学園Qにも出たキャラだったはず…

そして高遠の登場シーン、人形が「魔術列車殺人事件」を彷彿とさせますね…成宮さん自身は「黒死蝶殺人事件」に出演されてましたね。


本編、思った以上のテンポで死んでいく…そして死体が消える!そして一気に出てくる!これは怖い(笑)

原作自体は倒叙物として犯人の一人はわかっている状態で進むわけだがドラマ版は2人とも伏せた状態(といってもバレバレ)

割とこのシーン今流さなくてもいいんじゃないというヒントすぎる映像もあったな…。

さて注目の成宮さんですがやはり同原作者のブラッディ・マンディで悪役を演じてただけあって違和感なかったな。

原作以上に一と高遠が絡むシーンが多かったのはやはりうれしい!

松本版の藤井尚之さんとは違った悪役らしさが良かったな…。

「117」は原作者が難易度を下げるため意図的にわかりやすいダイイングメッセージにしたそうな…


最後の氏家先生が濱をかばって死ぬシーンはなかったけど佐木が男を見せた!

そして一と高遠の直接対決シーンと「グッドラック!」はなくなったかわりに松本版の最終回「露西亜人形殺人事件」の「平行線」のセリフはグッと来た。

そして風船配る人に変装して…。


ラストを観るとこれは明らかに続編しないとおかしいラスト。連ドラやってくれないかな〜。

ストックはたっぷりありますし。高遠がらみならあの事件というのはあるが…

「薔薇十字館」は高遠の生い立ちに迫る作品だからまた別になるのかな…

決着は映画で「金田一少年の決死行」で!