金田一少年の事件簿R「狐火流し殺人事件」完結
今回は原作者様がいわれるだけあってさすがでした。
原作2部のなかでは一二を争う出来ではなかったかな?
できるだけネタばれしないようにキャラ名は書かないようにはしますが一部ふれています。
今回事件のきっかけは子供のいたずら(かなり度をすぎてますが)から。
犯人の家庭の事情を知らなかった被害者達がいたずらをしかける。
それがきっかけで家族崩壊がおこり誤解されたまま他界。
数年後村を訪れた犯人は当時のメンバーの一人と再開。
犯人も被害者に謝罪をしてほしかっただけかもしれないけど真実を伝えきれないまま、被害者もいたずらに対して罪の意識があって謝罪の気持ちもあったでしょう。急にその謝る機会がきたことに混乱して素直に謝れない。
その結果思っていることと逆のことを言ってしまい犯人を逆上させ殺害されてしまう。
犯人・被害者の気持ちはセリフからの推測です。(被害者の発言も直接的なものが限られてますので)
すれ違いがすれ違いが生みそこから大きな誤解へと悲しみの連鎖。
今回は名言ラッシュでした!
そして犯人とはじめの1対1の解決編。
特徴的なのは犯人に自首をすすめ、他のメンバー・登場人物に一切真相・事情を告げないままそれぞれの場所に帰る、発進する列車と涙をながすはじめのラストシーンが感動。
最近の作品に多いド派手なトリックはなくドラマ性重視。こういう作品はいいですね。じっくりアニメ化してほしいものです。
次作品までは時間あきますが楽しみです。