金田一少年の事件簿N(9話)「薔薇十字館殺人事件(完結編)」

ついに最終回です。

アレンジも多かったのでどのような感じで終わるのか気になってました。

前編で書いたデスマスクへの変更とか。

そういうことでアレンジのうち特に気になったものをいくつか。


1.登場人物の変更および減少、それによる事件と被害者の減少。


2.火災が1年前に変更


3.犯人の失言が少なめ。


4.二つの薔薇の名前が入っていることによる犯人指名はなし。


5.犯人の被害者特定がタオルのみ。


6.犯人がすでに高遠が兄だと知っている。

7.犯人=きょうだいの可能性があることを早い段階で発言、また原作は異母妹と最初から明かされている。


8.犯人は屋敷が爆発する仕掛けを用意していた。

9.高遠推理参加しない。

ざっとこんなところか。


火災警報がなり響き怯える招待客。まずこれが最初の共通点。
そして名前に薔薇が入っている共通点。
1で触れたように真壁さんが入ることで法則崩れると思っていたら誠が薔薇名だとは…。正直これはうまいですよ。やられた!


何故か登場の佐木と剣持警部。意地でも登場させるんですね(笑)

証拠を集め犯人を特定するはじめ。高遠さんと一緒に推理していく過程は無しか…失言気づくのも高遠だったし。

犯人を罠にかけて…。
すぐ名前言わないところとかこの辺違和感あるな…。


4みたいに他の人物は薔薇名ひとつ、犯人だけ二つあるというかんじではさすがに持っていかなかったか。


トリックは建物の構造を利用した大胆なもの、そして結構体力がいるもの。


3と5に書いたように犯人特定機会はかなり減ってました。


タオル以外にもターゲットを特定するために仕掛けあったのに事件が減ったから無しか。


失言もみるく事件での被害者が机に隠れて見えないにもかかわらず袖がないのを詩で読んでしまったり、風呂の薔薇名と合わせて特定する(高遠がね)ところはほしかったがニオベとかいわれてもわからないからカットか。

後は高遠が犯人のスカートのなかから証拠の袖をとるところとか(笑)

火災が二年前からの変更だけどこれはいいか。

やはり解決編がかなり変わってました。


7で犯人=きょうだいと触れられたのが前編というのは意外。
解決の時に明かされることによる逆転劇がよかったんだけどね。



たまたま公園で見かけた大道芸人が持っていたのは世界で二つしかなくそれを持っているのは自分と血がつながった人物しかいないと聞かされていた運命的演出がよかったんだけどドラマはすでに聞かされていたという設定。
その分すっきりしていたし犯人の心の動きを表す意味ではよかったかも。

指名手配されてるのに素顔で街を歩く高遠さん(笑)


印象としては原作が犯人=ジゼルvs高遠の構図だけどドラマは露西亜人形に近い感じかな、決着の付き方とか。はじめちゃんの見せ場をつくるという意味で(笑)


8で証拠隠滅のため屋敷を爆破しようとするジゼルを止めたり(一瞬殺しそうにみえたけどw)高遠さんの活躍が多かったですね、ドラマはあまり出番なかったけど(笑)

このあと犯罪者の家系だから犯罪を犯すのかに対する高遠なりの答えは印象的なんだけどカットか(笑)

ジゼルが高遠を挑発して終わる原作と改心させるドラマ版という違いもありますか。

原作での再登場をぜひ(笑)

かき乱した真壁さんはあのイケメンカメラマンと兄弟でしたね。よかったよかった。

そして安定の脱獄。もはやネタ。

美雪ちゃんとの恋の行方は…。カッコつけたけど水4杯の巨乳オチかい!


いろいろあったけど13年ぶりの連ドラでしかもアニメとコラボ!

これはうれしかったし充実してました。

個人的には好きな事件の上位が次々ときたりすごいですね!


映像化作品では好きなのはアニメ版だけど盛り上がりではドラマ版かな。

まだまだ原作も続いてますし、後半盛り返してきたので連ドラは難しくてもスペシャル版はあってもいいかな。
視聴率が少し上なSTは映画かしますしね。

冬作品が観たいんだ!
個人的希望は天草財宝伝説かな。

書き足りないので金田一ネタはちょこちょこ書くかも。

ジッチャンの名にかけて!