勝手に映画007を振り返る(ティモシー・ダルトン編・15〜16作目)

公開間近という事で相変わらず需要はないがいっちゃいます。

まず彼のボンド像は活動的でありながら硬派で冷酷というイメージで原作に最も近い007といわれています。当時のプロデューサーがオファーを断られ続けても彼を起用したわけも分かります。

15.リビング・デイライツ

旧ソ連のスパイ暗殺計画の有力な情報を握る高官を亡命させたボンド、しかし高官を狙った狙撃手が素人で仕組まれたものと感じたボンドは狙撃手の女性をマークして調査。

ある程度シリーズを観てないとストーリー的にやや難しいか?ボンドカーの兵器もいいが個人的には口笛に反応するキーホルダーが好き。

16.消されたライセンス

ボンドは親友ライターとともに麻薬王を捕まえる。しかし麻薬王は逃走しライターに瀕死の重傷を負わせ彼の妻を殺害。ボンドは彼らの仇を討つため"00"のライセンスを捨て単身麻薬王の本拠地に乗り込む。

ボンドが任務でなく私情で動く作品で重くでやや残酷な雰囲気。敵組織内で疑心暗鬼を起こさせ自滅させていく某日本映画的な感じ。麻薬王との決着シーンは鳥肌もの。

この後シリーズは権利の問題で6年間休止、その意味で撮影中に起こった出来事と併せていわく付きの作品ともいわれています。

自分は原作好きだから彼の作品好きなんですがね…。