決心した風太郎さん。その先にいたのは…。
よみがえる思い出。
そして
「お前に会いにきたんだ」と…。
いまだに自分が選ばれるとは思わず信じられないよう…。
もらった引換券で唐揚げ持ってきた。
でも答えは
「ごめんなさい」
まさか風太郎さんも断られるとは思ってなかったよう。
「自分なんかよりもっといい人がいる」と…。
でも風太郎さんが知りたいのは本当の気持ち。
逃げ出した。
途中で出会った五月ちゃんに
「余計な気づかいは傷つけるだけだ」といわれ思い出す。
彼女がよく口にしていた、「後悔のないように…」
そして彼女に向かって本音を話す。
「お前がいなかったらとっくにつまづいていた」と、そして「つまづいた時にお前がいてくれたら嬉しい、安心する、お前は俺の支えであり俺はお前の支えでありたい、だから気持ちを聞かしてほしい」
とにかく「嫌い」なことを伝えて別れようとするもでた本心は
「好きです」あの時と同じような位置関係で…。
「嘘はつけません、ずっと好きでした」
風太郎さんはあの時の少女だから選んだわけではなく今の彼女だからこそ決めたのかな…最初に手を差しのべてくれたのも支えてくれたのも彼女。
彼女は過去の呪縛から解き放たれたのかな…。