最終決戦!ココロコネクト アスランダム(下)

ココロコ原作も今回で終わり。ただし短編集は出すみたいでそのネタを募集してるみたいなので案がある方はぜひ原作者に(笑)

ネタバレあります!


自分達の記憶と学校のみんなを守るためふうせんかずらの協力で「孤立空間」に
飛んだ文研部。


目を覚ました時、太一は一人グラウンドにいた。人気もなく薄暗い校舎に怯えながらもなんとか伊織と合流。

3番目達が創った様々な現象が起こる空間。文研部が体験したものから役割が入れ替わる、姿が見えなくなったり、好き嫌いが変わる、嘘しかつけなくなったり…。

稲葉達が見つからない2人は、2人だけでもなんとかしようと考えていた時5人が現れて…。


絶対的カリスマ性を持つ生徒会長香取と組んで脱出法を探る文研部。


そんな中二番目から聞いた「強制終了」
、感情が不安定になると記憶を消されてこの世界から排除されるというもの。そして排除で人数があまりにも減った場合は全員が「強制終了」されるという事実。

ふうせんかずらから告げられた脱出法は
今まで文研部がやってきたやり方「みんなの心を1つにすること」ただしみんなに告げた場合は3番目達に全員強制終了されてしまう。


しかし手を組んでいた生徒会からも不審がられ、3番目の刺客により事件の黒幕にされてしまう文研部。


ますます心がバラバラになり誰一人文研部の言葉に耳を傾けようとするものがいない絶望的状況。


そんな時太一が見つけた答え「生徒全員を説得するのではなく一人ずつでも心に呼びかけること」


だが香取の「感情が不安定になれば脱出できる」との呼びかけに殴りあいを始めるものも現れ、ついに香取はこの方法で脱出させるためこの現象で一番つらい想いをしてるであろう人物、雪菜に呼びかけてもらおうとする。

しかし雪菜の答えは親友である唯を信じるというもの、太一達の親友も次々に文研部指示を表明。それでも指示はあくまで一部のみ。

もはやこれまでかという状況の中一人の救世主が!香取の陰で小さくなっていた藤島が本領を発揮し香取も自らの過ちを認め文研部と協力。


無事この世界から脱出することができる文研部にふうせんかずらから衝撃の事実


「あなた達の記憶はきえますよ」





元の世界に戻った文研部の面々、ただし現象の記憶もなく現象の起きていない2年間を過ごしていた。

ゆえに現象が起きる前の文研部の状況で団結力も友情も薄い状態。



そんな中1年生2人が見つけた「ふうせんかずら」の種と伊織が見つけた病院の地図。まだストーリーは終わらない、そして感動の結末へ。


ラストについては触れないで置きます。
(希望があれば検討予定)


少しだけヒントを…。

病院の他にはハイキング、廃ビル、廃工場、自然公園、北海道とお揃いのペンダントかな?

ココロコ知っている方なら思いあたるかも(笑)。


読んだ後に達成感の他に寂しい想いがわいてきました。思い入れがあるだけに。

そしてこのような素晴らしい作品を書いてくれた原作者に感謝!

願わくば2期も観てみたい。

ありがとう!