「すふぃおん!日記かな」より〜 ARIAな妄想1

愛読させていただいているギタ郎さんのブログで行われた「魔王に仕える4姉妹」な妄想の続き。いくつか考えてたうちの一つ(基本線はアキを魔界のトップにする方向で)

魔女4姉妹と激闘を繰り広げるも倒れてしまう勇者。とどめをさそうとするミナコをとめようとするアキ、アキの味方をするハルカ、アヤヒが勇者に告げた選択肢、果たして!(簡単にいうならこのような内容でした)


目の前にいたのは2人の少女、風貌から人間ではないことが見て取れる。そのうち1人はぴくりとも動かない。もう一人は泣いているように見える。

その周りを囲んでいる人間達。

そして泣いていた少女の目が怒りの表情に変わりすさまじい衝撃波が発せられ辺りが真っ白に…。


そんな悪夢で勇者は目を覚ます。

見たことのない部屋のベッドに横たわっており身体中が痛む。そして温かい息づかいを感じてそちらを見ると一人の女性がベッドに顔をうつぶせにして寝ていた。よく見ると魔女4姉妹の末っこ、名前は「アキ」といっただろうか?

アキもこちらが起きたことに気づき目を覚ます。どうやら徹夜で看病してくれたらしい。
寝顔を見られたのが恥ずかしかったのか若干照れてる様子。

理由は分からないがとりあえず死んではないらしい。考えこんでる様子を疑問に思ったのか首を傾げている。そしておもむろに口を開く。

「ああ、そっかお腹すいてるんだね〜。わたし魔力はものすごく低いけど料理は得意なんだよ〜、あとは回復系の魔法も少しだけ、てへっ」

あまりの緊張感のなさに疑っていた気持ちが和らぐ。本当に敵意はないようだ。

こういう状況だしとりあえず今はなぜ助けたのかは聞かないでおこう。

料理を作りに部屋を出ていくアキ。それを見送った勇者は再び眠りについた。



部屋を出たアキは思っていた、本当に助けて良かったと。元々争いごとは嫌いだし人間とも仲良くやっていけたらと思っている。誰かが傷つくのはいやだ。
そしてなにより勇者は命の恩人である。勇者がいなかったらあの時死んでいたかもしれない。おそらく向こうは気づいてないだろうけど…。だから姉さん達の前で自分でも思いもよらない行動をとってしまった。少なくとも命を懸けて守る存在だとあの時思ったから…。これからどうなるか分からないけどずっと「彼の力になりたい」そう思った。さて、料理しないとな♪


続きはまた執筆中、ということで続く(笑)